母は今も持家主義

人生設計を考える時一番高い買い物が持家と言われます。
社会人になり結婚して子供を持ち、家を建てる事が一つのステータスでした。
それでもバブルが崩壊して、土地の値上がりが無くなってからはそうした持家主義も影が薄くなったようです。

私の友達も高いお金を掛けて生活も切り詰めなければならないなら、一生賃貸で良いと言います。
家族のあり方も変わってきて子供は少ないし、結婚しない人も居られます。
家を出て行った子供たちはそれぞれの場所でそれぞれの生活を営み、家を持っても継いでくれる人が居るのかどうかという時代です。

それでも私の母などは昔気質で持家主義が変わりません。
世の中の流れなどお構いなしで、土地は今でも買わないとどんどん高くなる。
もっと極端な言い方をすると、売りに出ている土地や建売住宅は掘り出し物で、賃貸にしても良いし無理してでも買うべきだという考えなのです。

もう70歳ですが、妄執衰えず。新聞に入ってくる織り込みチラシを老眼鏡で見ているさまは迫力があります。
今住んでいる家があるのに、お金に余裕も無いのに今にも土地を買うと言い出しそうな様子で、言い出すと止まらない母なので怖いのです。